中野に佇む
ヴィンテージ
マンション
3LDK+T(床の間) 109.09平米
工事概要:リノベーション
工事区分:専有部
受託区分:設計・施工管理
工事期間:2019年4月10日〜6月7日
東京メトロ方南支線「中野新橋」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「中野坂上」駅徒歩9分。JR中央線「中野」駅徒歩25分。
リノベーションマンションのご紹介です。
青梅街道を南に入った閑静な住宅街に位置する総戸数32戸、1971年竣工のヴィンテージマンションです。
南欧風の特徴的な青い瓦屋根、白い塗り壁、カーブしたアイアンの鉄製柵、ユニークな外観と恵まれた立地、そして徹底された管理体制が「秀和レジデンス」をヴィンテージマンションとして人気を誇る所以です。
2011年には大規模修繕工事を行っており、長期修繕計画に基づき定期的にメンテナンスを行って建物を丁寧に住み継がれていることが伺えます。また管理も住み込み常勤のためセキュリティ面も安心です。
周辺には高い建物は無く、新宿のビル群や中野の街並みを見渡すことができる角部屋東と南向きに位置する二面採光で通風・日当たり、ロケーションが整った不動産です。
中野区のおおよそ中央部にあることから「本町」という地名の由来があります。
マンションの先駆けとも言える、日本を代表ヴィンテージマンション。
恵まれた立地にそびえる建築物は50年余り経った今も存在感を放ち佇んでいます。
1971年3月竣工、築48年のマンションリノベーション
テーマは「伝統」
ヴィンテージマンションに相応しい「和」のテイストと、現代のライフスタイルに合った設計デザインを考えました。
まずは玄関をおもてなす旅館のようなエントランスを意識し、正面ニッチカウンターまでつながるブラックウォルナットの天井に、和デザインの格子で意匠性を高め、靴の脱ぎ履きに使えるスツールを設置することで来客時や様々なシチュエーションでお出迎えできるよう設計しました。
広い廊下から別れる三部屋の個室、そして南向きの自然光が差し込む格子のリビング扉を開けると23.4帖の大広間。
全体をモダンな上質な雰囲気とし、現代の間取りに合わせ全室WIC設置、そしてオープンキッチン、ゆとりあるリビングに加えて床の間を設計。
日本の伝統を取り込みながら、現代のライフスタイルを融合させるよう工夫を凝らしました。
内装建材はブラックウォルナットにチーク、ラタン風床材と琉球畳。
日本人には馴染みの深い色調と素材を選定しました。
リノベーションによって遮音性能、住環境機能性の向上はもちろん、
天井を高く見せるための工夫、床高さへの配慮、季節品の収納にも困らない大容量ウォークインクローゼット。
一見シンプルに見える空間でも、さり気ない配慮は欠かせません。
ヴィンテージマンションに相応しいデザイン
特別な寛ぎの時間をお過ごしいただけると幸いです。
東京メトロ丸ノ内線「中野坂上」駅から東京メトロ丸ノ内線「新宿」駅まで3分。
都営大江戸線「中野坂上」駅から都営大江戸線「六本木」駅まで16分。
少し距離はありますがJR中央線「中野」駅も徒歩圏内の3路線利用可能なマルチアクセスです。
中野区のほぼ中央部に位置する本町。北部に青梅街道、東部に中野通り・山手通り、西部に環状七号線が縦貫している為車での移動も便利です。
最寄り中野新橋駅周辺はショッピングロード中新やスーパー、コンビニエンスもあり日用品のお買い物で困ることはありません。
中野新橋は昭和初期に花街として栄え、街の随所に歴史を感じさせる小料理屋や中野新橋の欄干の朱塗りなどを目にすることができます。
神田川の遊歩道を散策し、花街の名残を見つけて過ごすのも良いかもしれません。
検査報告書
工事仕様書